森林をいかしたまちづくり(森林計画書)
2015年04月01日
〜新しい森林計画制度によるゾーニングと森林施業計画〜
はじめに
平成13年7月、わが国ではそれまでの「林業基本法」を大幅に変更した「森林・林業基本法」が制定され、森林や林業の政策もそれまでの「木材の生産を主体にしたもの」から「森林が持っている多面的な機能の持続的な発揮を目指すもの」に変わりました。
この政策を実現するため、これからの森林をどのように管理していくのかを決める仕組みが「森林計画制度」です。
「森林計画制度」は森林法で定められており、「森林・林業基本法」の制定とともに森林法も新しくなったため、「森林計画制度」も内容が大きく変わりました。
特に、森林計画をつくるにあたって、「重視すべき機能ごとの森林区分」、いわゆる「ゾーニング」に基づく考え方を導入された点が大きなポイントです。
このページでは新しい「森林計画制度」と森林整備の考え方について説明します。
おしながき
森林計画制度とは
- 新しい森林計画制度のポイント
- 森林計画制度の体系図
- 市町村森林整備計画
ゾーニングについて
- 森林の有する多面的機能とゾーニング
- 保安林制度とゾーニング