水稲カメムシ類の発生状況について
2025.07.11
水稲カメムシ類の発生状況について
水稲斑点米の原因となるカメムシ類の雑草地での発生が、ここ10年間で最多となっております。
今後、出穂にともない本田へ移動し、稲を加害します。
今年は高温の影響で出穂が早まると予測されます。
1回目の出穂期の防除が遅れると、等級の格下げが多発する可能性が高まります。
また、近年、不稔米を発生させるイネカメムシの被害が多くなっており、穂揃い期以降ではなく出穂期に防除することが重要です。
また、水田ほ場周辺の雑草地における斑点米カメムシの発生が多くなっていることから、適期の草刈り、除草剤散布などを行い、雑草の管理の徹底をお願いします。