新年明けましておめでとうございます。

町民の皆様には、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと、議員一同心よりお喜び申し上げます。また、日頃から議会への深いご理解と、議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年、昭和の合併から70周年の節目を迎え、次の10年に向けて新たなスタートを切りました。今年は、将来の川本町のありようを決定する重要な年になると考えております。

長年の悲願である川本堤防の本堤防化に向けては、明るい兆しが見え始めていますが、これを確実なものにすることと同時に、一刻も早い事業化がされるよう、町と議会が歩みを一(いつ)にして、戦略的に要望を進めてまいります。

医療・福祉分野では、社会医療法人仁寿会加藤病院の新築移転が今年の春に予定されています。これに合わせ、子育て環境の充実、地域包括ケアシステムの深化など、誰もが自分らしく暮らし続けることができる施策をより一層進める必要があります。
産業分野では、どの業種においても物価高や人材不足などの影響を受け、厳しい状況にあると認識しています。
基幹産業である農業では、米不足による価格の変動により、販売価格よりも生産費が高い実情が徐々に理解され、適正価格での取引が注目されつつあるものの、依然として米価の先行きは不透明である上に、担い手不足は顕著であります。

商業では、人口減少に伴う需要の減少や消費者の購買行動の変化により、経営が難しくなっている現状に対し、強い危機感を持っています。この町で住み続けられるための環境を守っていかなければなりません。
農林業、商業とも、持続可能性を意識した施策の展開に注力していく必要があります。

教育の分野では、小中学校の近接化による教育環境の充実の検討を始めています。島根中央高校の魅力化の推進も、部活動だけでなく、学力向上を目指すための公営塾の取り組みを始めたばかりです。
あらゆる分野において、この10年間が川本町の将来を決定する重要な期間になります。スタートとなる本年は、その道しるべを定める、特に重要な年になると認識しています。
町の最終的な意思決定をする役割を議会は担っております。その責任を議員一人ひとりが十分に認識し、熟議を重ねたうえで、適切な意思決定ができるよう努めてまいります。

今年の干支である午(うま)は、常に前に進む動物であり、夢に向かって突き進む象徴と言われています。また、縁起の良い動物であり、願いを届け、福を運ぶ動物であるとも言われています。町の挑戦を着実なものにするのに適した年であると考えております。町民の皆様にとりましても幸多き一年になりますことを、議員一同心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。