暴力はその対象を問わず、決して許される行為ではありません。配偶者やパートナーからの暴力を受けている被害者の多くは女性です。女性に対する暴力は犯罪にもなる重大な人権侵害であるとともに個人の尊厳を害するもので、決して許されるものではありません。 女性に対する暴力のない社会を目指して、当人同士の問題だけではなく、地域社会全体で取り組んでいきましょう。

DVとは・・・

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者やパートナーなど親密な関係にある人から振るわれる暴力です。殴る、蹴るなどの身体的暴力だけでなく、暴言を吐く、行動の監視といった精神的・社会的暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力、性行為の強要などの性的暴力など、様々な形態があります。

相談について

〜DVの被害を受けている方へ〜

暴力をふるわれることによって、体の傷やケガだけでなく、心も大きく傷つけ、精神面への悪影響をきたし、不眠、頭痛などの身体的な症状が表れることがあります。 また、一緒にいる子どもにも大きな傷を負わせる可能性もあります。 こういった配偶者からの暴力から被害者を守る法律(DV防止法)があります。 ひとりで悩まず、まずは相談してください。

〜身近な人がDVを受けているのに気づいた方へ〜

DVは家庭内で行われることが多く、外部から発見することが困難です。 DV防止法では、配偶者からの暴力を受けている人を発見した方は、相談窓口に通報するよう努めると定められています。 また、暴力を受けている方から相談を受けたときには、「あなたは悪くない」という態度で話をありのまま受け入れてください。話を受け止めるだけでも相談者を力づけることになります。 相談者のプライバシーは守り、相談者の了解を得ずに他の人に話をしないでください。 相談者の意思を尊重したうえで、相談窓口に相談するようにアドバイスしてください。

  女性相談窓口

  • 女性相談センター西部分室(配偶者暴力相談支援センター)/電話:0854-84-5661
  • 浜田児童相談所(女性窓口)/電話:0855-28-3434
  • 警察署(24時間対応)/電話:#9110または0852-31-9110
  • 役場健康福祉課/電話:0855-72-0633