立地適正化計画の策定
立地適正化計画とは
立地適正化計画は、コンパクトなまちづくりの形成を促進し、生活サービス機能を計画的に誘導していくために、おおむね20年後の都市の姿を展望して策定する計画です。
これからのまちづくりにおいては、少子高齢化の進展や将来的な人口減少、道路や公園等の都市基盤の老朽化等への対応、環境負荷の少ないまちづくりや災害に強い安全・安心なまちづくりの推進、拡大型から安定・成熟型の都市への転換など、多様化する都市の課題に対応することが求められています。
国においては、平成26年に都市再生特別措置法を改正し、「立地適正化計画」制度を創設しました。「立地適正化計画」は、居住を誘導するエリアや、都市機能増進施設(医療・福祉・子育て支援・商業施設等の居住者の共同の福祉又は利便のために必要な施設であって、都市機能の増進に著しく寄与するもの)の立地を誘導するエリア、及びそれらの方針等を定める計画であり、行政と住民や民間事業者が一体となったコンパクトなまちづくりを促進するための制度となっています。
策定の背景と目的
川本町では少子高齢化が進み、2040年には2,242人までに人口が減少すると推計されています。人口減少は病院やスーパーマーケットといった生活サービス施設や、バスなどの公共交通機関に影響を及ぼし、サービス水準の低下などにつながることが懸念されます。
こうした中、都市再生特別措置法に基づきコンパクト・プラス・ネットワークの考えを踏まえながら、「住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくり」を目的に、将来にわたり持続可能なまちであり続けるため、立地適正化計画を策定しました。
「立地適正化計画(概要版)」をダウンロードする(PDF:4.6MB)
立地適正化計画に係る届出
立地適正化計画で定める居住誘導区域・都市機能誘導区域外で一定規模以上の開発行為及び建築等行為を行う場合や都市機能誘導区域内にある誘導施設を廃止する場合は、30日前までに届出が必要となりますので、手引きをご確認いただき、届出をお願いします。
「川本町立地適正化計画に係る届出の手引き」をダウンロードする(PDF:4.6MB)